コラムニスト:平井英子
東洋医学では、自然と調和をして暮らすことが健康に繋がると考えます。
立冬から始まり立春の前日までの3ヶ月は冬の季節、生命を閉じて蔵める(おさめる)閉蔵の時期といわれています。
冬の間、植物は葉を落とし、動物たちは冬眠をしますよね。春の季節に芽吹くため、活動をするための陽気(エネルギー)を蓄えているのです。そのため、私達も陽気を乱さないように過ごすことが大切になります。
冬の季節は日の入りが早く日の出が遅くなりますので、私達も少し早く寝たり少し遅く起きる日を作ってみる。外気の寒さから身体を守り、暖かいお部屋で過ごしていても内臓は冬モードですので冷たい物は控えめに。動き過ぎ、汗のかき過ぎに気を付けて、無理なダイエットは控えましょう。また、思いや気持ちは外に出さずに内心に留めておき、春の季節を待って発散をされるのがおすすめです。
しっかり陽気を蓄えて、春の季節に備えましょうね。