季節の過ごし方

【食養生<秋>】

コラムニスト:さなえあこ

 

「パン、食べすぎていませんか?!」

 

秋は夏の暑さから気温が徐々に下がり、陽から陰に切り替わっていくバランスを崩しやすい時期です。

空気が乾燥し、呼吸で体に入る水分も少なくなり私たちの体内は潤いが不足している状態になります。

 

乾燥はバリア機能を落とし、ウィルスの侵入を食い止める働きも弱めてしまいます。

ウィルスが侵入しやすい環境になってしまう季節、と言えます。

 

この時期の多くのトラブルの原因が乾燥からきていると言われるのはこのような理由からです。

 

乾燥に弱い臓器は呼吸と関係の深い肺。肺と対になっているのが大腸。

 

秋は肺と大腸のケアがとても大切になります。

 

 

肺を労る食材は

 

*肺や全身を潤し、乾燥から守る 白木耳・蓮根・大根・白菜・山芋

 

*氣を補い、肺を温める キノコ類・芋類

 

*氣の巡りをよくする辛味 玉ねぎ・大根・にんにく・生姜

 

 

少し意識して取り入れてみてください。

 

 

また、ただでさえ、水分が少ない状態の体内。体を乾燥させる食べ物を控える意識も必要です。

 

パンやクッキー・おせんべいなど無意識にたくさん食べていませんか?

焼いて水分を飛ばしたこういった粉物は消化に特に多くの水分を必要とし、体内の水分を奪っていきます。

米粉も同じです。

 

好きだから、美味しいからと食べ過ぎず、ほどほどにしたいです。

 

―――

 

話は変わりますが、先日久しぶりにさつまいも掘りに行きました。

自然の中での土いじりは身も心も新鮮な気持ちになれ、とても良い機会でした。

 

大量のお芋を持ち帰り、お芋三昧な日々です^^

 

簡単なレシピを1つご紹介します。

 

 

<さつまいもとなつめのはちみつレモン煮>

 

*さつまいも

1.5

2cm

くらいの輪切り→水にさらす

 

*なつめ

 

*塩 少々

 

*レモンスライス

 

*はちみつ 好みの量

 

 

全てを鍋に入れ、材料が浸るくらいの水を入れ

15

20

分くらいコトコト煮る。

 

さつまいもが柔らかくなったら火を止めはちみつを和える。

 

 

焼き芋とは違うさわやかな風味が新鮮で美味しいです。

 

それぞれの効能は

 

*さつまいも 体力・氣力を補う、便秘改善

 

*なつめ 血を補う、氣力・体力を補う

 

*レモン 乾燥緩和

 

*はちみつ エネルギー源

 

 

季節の食材はその効能を一番得ることができます。

 

旬のさつまいもレシピ、是非試してみてください!

 

 

ako.

星読みと望診「Lightsライツ」

 

 

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